なしっこ館
梨楽庵

日本でここだけ、梨のミュージアム「なしっこ館」

大ホールのある個性的な未来中心と隣接しています

「エースパックなしっこ館」に名称が変わりました

なしっこ館のシンボルは二十世紀梨の巨木です

8月上旬から収穫できる日本梨が展示されています

洋梨などの外国の梨もたくさん展示されています

梨の食べ比べが観光客に大人気です

3種類の梨が2切れずつ、重ねて入っています
昨年4月1日から、鳥取二十世紀梨記念館『なしっこ館』は、「エースパックなしっこ館」に名称が変わりました。食品容器の開発と製造を事業とする、大阪市に本社がある(株)エースパックが公募により鳥取県から命名権を獲得したからです。契約期間は、令和6年4月1日から3年間です。
エースパックなしっこ館は、日本唯一の梨のテーマミュージアムとして、鳥取県中部の観光名所の一つになっています。しかし、観光バスで出かける場合はいいのですが、個人や家族で出かけようとすると、なしっこ館が倉吉市内のどこにあるのか、わかりづらいのが難点です。
まずは最初に道順をご案内します。倉吉市内に通じる道路によって道順は異なるのですが、私はJR倉吉駅を起点に出発するのが一番わかりやすい道順だと考えています。JR倉吉駅の正面から見て、南に真っ直ぐ通っている県道を3分ほど車で走ると、県道は大きく右側に曲がります。
すると、右斜め前方に倉吉消防署が見えてきます。緩やかな坂を上りきると交差点にさしかかり、一級河川の天神川が左から右へと流れています。天神川に架かる竹田橋を渡りはじめると、右斜め前方には伯耆富士の大山が見えます。冬には冠雪の大山が輝いています。
目線を左斜め前方に向けると、富士山の形をした倉吉市のシンボル、打吹山がくっきりと見えます。竹田橋を渡りきり、交差点を突き抜け、前方に見える堂々とした打吹山をめざして走っていると、左手に空に向かって突き出た赤茶色の柱とガラス張りで建てられた「エースパック未来中心」が見え隠れします。
入り口を確認しながら、左折してゆっくりと車を走らせていると、エースパックなしっこ館に到着します。岡山方面や山陰自動車道を利用して倉吉市内に向かわれる方は、ナビをご活用ください。
エースパックなしっこ館は、建物は梨型で『なしっこ館』の愛称で呼ばれています。受付を済ませて館内に入ると、シンボルツリーの二十世紀梨の巨木が天井から迫ってきます。樹齢100年を超えるこの巨木は、枝の広がりが20mもあり、約4000個の梨を実らせていたそうです。
『なしっこ館』では、鳥取県の梨作りの歴史や日本や外国の梨のことなど、何でも学習することができます。館内を一回りすると梨の知識で頭の中が一杯になります。私はブログ取材をしたことで、始めて知ったことがあります。
何と、日本ナシには、肥満解消、便秘解消、高血圧・脳卒中予防、気管支炎予防などの効用があるそうです。特に、食物繊維が豊富に含まれているため、急激な血糖値の上昇を抑えたり、コレステロールを正常にする働きがあり、糖尿病や心臓病の予防に効果があるそうです。
子どもたちにとって『なしっこ館』の1番人気は、1年中いつでも3種類の梨の食べ比べができることです。鳥取県内の企業が開発した氷温技術によって保存することで、年間を通して梨を食べることができるようになったからです。現在、この氷温技術は食料品分野を中心に広範囲に活用されています。
今春、なしっこ館のすぐ隣に「鳥取県立美術館」がオープンしました。全国47都道府県で最後発の美術館です。ウォーホル作「ブリロの箱」の所蔵とその購入金額が全国的な話題となりました。初年度は様々な企画が計画されています。
現段階では入館者は県内客が中心ですが、県外からお越しになられた旅行客の皆様も、なしっこ館で鳥取県特産の梨を味わった後には、全国で最も新しい県立美術館を訪れ、芸術鑑賞で目と心を満たされてはいかがでしょうか。

令和7年3月30日(日)に「鳥取県立美術館」がグランドオープンしました
*「エースパックなしっこ館」へは、車を利用すると、梨楽庵から約25分で到着します。私自身が梨づくり14年の経験がありますので、梨について質問がある場合は、どうぞ、お気軽に声をかけてください。
