農家民宿 梨楽庵ブログ

修学旅行で民泊体験

梨楽庵

茶色の建物が「エースパック未来中心」です。1,503席の大ホールと310席の小ホールがあります。右隣の建物が「なしっこ館」です

   倉吉市の観光名所“なしっこ館”入口

 鳥取県中部地区の中核都市、倉吉市には倉吉市体験型教育旅行誘致協議会が設置され、教育旅行農村民泊の受け入れを積極的に行っています。コロナ感染症が猛威を振るった時期は中止せざるを得ませんでした。

 コロナ前は中国など海外からも観光客を受け入れていました。民泊の受け入れ対象者は、主に大阪府内と兵庫県の修学旅行生です。学校によっては、中学2年生の受け入れも行っています。

 7年前に梨楽庵を開業するにあたり、県の担当者と手続きを行っていたとき、「倉吉市では関金(せきがね)地区を中心に修学旅行生の受け入れを行っていますので、問い合わせてみてはどうですか」と紹介していただきました。このことがきっかけで、協議会にお世話になりながら、4月から7月にかけて1泊2日の民泊受け入れを行っています。

 今年度は6つの中学校から23名の生徒を受け入れました。近頃の中学生たちは親戚のお家に遊びに行くことはあっても日帰りがほとんどで、お泊まりすることはあまりないようです。なので、修学旅行生に「民泊」のイメージを尋ねてみると、期待感よりも不安感を抱きながら修学旅行に出発しているようでした。

 修学旅行の日程はすべての中学校が2泊3日です。2泊の内、いずれかの1日は民泊、もう1日は湯梨浜町内の「はわい温泉」の旅館に宿泊という旅程が一般的です。ワクワクよりもドキドキしながら民泊体験を終えた中学生たちが民泊をどう感じてくれたのか、受け入れ家庭としてはとても気になります。

 幸い、全ての中学校から民泊体験をした生徒たちのお礼状を届けていただけるので、一読するのをとても楽しみにしています。学校名と個人名は伏せて感想文を一部紹介します。

 「たかおおっちゃん、まず1泊2日ありがとうございました。何度か言ったかもしれないですが、自分が思っていた民泊と違い過ぎて、いい意味でびっくりぎょうてんです。こんなにいろんな体験ができるとは思ってもいなかったので、一生忘れない思い出になりました。

 一番楽しかったことは、みんなでご飯を食べているときでした。梨を食べたり、お茶の体験をしたりして、いろんなことを学べました。本当は2泊したいくらい楽しくてリラックスできました。梨梨ちゃんもかわいかったし、朝はリビングから見ることができてよかったです。

 でも、最後に梨梨ちゃんにあいさつができなかったので、それが残念でした。お部屋とかもちょーきれいで、すごくリラックスできました。また、“梨楽庵”に行きます。その時は、よろしくお願いします!!(笑)」

  「1泊2日、本当にありがとうございます!!初めは緊張して何を話せばいいかわからなかったけど、とても話しやすく楽しかったです。最初に車に乗って梨を食べて、とても甘かったのを覚えています。家に着くと、お茶を用意してくださって、みんなで抹茶をたてる体験をしました。お団子も食べてとてもおいしかったです。

           山陰銘菓「打吹公園だんご」

 それからみんなで畑に行き、梅、じゃがいも、たまねぎ、いろいろとれて楽しい良い体験ができました。そして、自分たちが収穫した食べ物をおいしく料理してくださり、とても楽しく、やっぱり鳥取っていいなあって思いました。

 自然にもふれ合えて、こんな“素敵”な人に出会えて、本当に楽しかったし、いい思い出になりました。夜には大好きなスイカを食べました。とても実がしっかりしていて、とてもおいしかったです!!

 二日目は、おいしい朝ご飯を食べて、デザートはメロン、ヨーグルトに梨ジャムを食べました。そして、ついに嫌なお別れがきました。最後にお別れをしたけど、次も鳥取に行きたいなあと思いました。

 大阪では体験できない、梨の食べ比べをして、お茶をたてて、お団子を食べて、グラウンド・ゴルフをして、恐竜の中に入って写真をとって、みんなできれいな海を見て、畑にも行き、いろいろな食べ物を収穫して、おいしいご飯を食べて、花火をして、とても楽しくて濃い一日になりました。

 家に帰って家族に民泊の話をして、梨楽庵のサイトを調べました。みんなでまた行きたいな!って話しました。本当はジャムを買いたかったけど、サイフがなくて買えなかったです。(笑)また買える機会があれば買いたいです。

 最後に車の中で流してくれた「手紙~拝啓十五の君へ~」が11月の合唱コンクールで歌うことになりました!!!めっちゃすごい奇跡やなあってなりました。本当に民泊の場所が倉長さんの所でよかったなあって思っています。ありがとうございます。」

 「1泊2日、たくさんのことを学ばせてくれて、ありがとうございました。いつもは体験できないことをたくさん経験できて、とてもうれしかったです。まずは、“なしっこ館”大阪ではあまり食べない梨を3種類も食べれたし、梨の形や種類もたくさん見れて、とても楽しかったです。

 家へ行ったときは、なしっこ館で買ってくれたお団子を食べながら、自分たちで作った抹茶も飲めて、とてもおいしかったです。次に“梨楽園”に行って、野菜をたくさんとりました。梅、葉っぱ、たまねぎ、じゃがいも、いつもはできないことだったので、たくさん楽しめました。夕食で、おばちゃんがコロッケを作ってくれたよ。

 車の中でもたくさん鳥取のことを教えてくださり、いろんなことが知れてとてもよかったです。恐竜の口から顔を出せる所や亀の舞台でたくさん写真をとってくださいました。

 私たちが初めて経験した“グラウンド・ゴルフ”とても楽しかったです。四人とも丸の中に入れるのにとても苦戦したけど、たくさん楽しめました。終わった後にはアイスも食べれてうれしかったです。

 お風呂もゆっくり入れて、夜ご飯もとてもおいしかったです。特においしかったのは、春巻きです。タケノコが入っているなんて思わなかったです。そら豆は初めて見たし、初めて食べました。

 少し苦手だったけど、全部食べれました。夜ご飯中は、とても笑わかしてくれたし、ボケたりしてくれたおかげで、楽しい時間があっという間に過ぎた感じがしました。

 デザートはとれたてのスイカを食べました。とてもおいしかったです。これで終わりかと思ったら、最後には花火もできて本当に楽しかったです。朝ご飯もとてもおいしかったです。

 卵焼きがとってもおいしかったです。デザートはヨーグルトに自家製の梨のジャムをのせて作ったものと、メロンを食べました。どれも本当においしかったです。

 帰りの車の中でもたくさんしゃべったり、曲を聴いたりしました。牛骨ラーメンの話や曲、最後には“手紙”という曲を聴かせてくれました。お別れする前に聴いたので泣きそうになり、とても感動しました。

 いろんな体験をしている時も車の中でもずっと楽しくて、一生笑ってたなと思います。私たちの班は倉長さんの家に民泊できてとてもうれしいし、ありがたく思っています。他の班とは違ったことができてよかったです。またいろいろなことを体験したいなと思いました。

 修学旅行の中で一番“民泊”が楽しかったです。1日間したことをプリントに写真と一緒にまとめてくれたものを最後にもらいました。本当にたくさんの思い出ができてよかったです。本当にありがとうございました!!」

「拝啓 木々の緑が色濃くなる時期となりました。皆様におかれましては、お元気にお過ごしのことと思います。このたびは、お忙しい中、民泊体験を受け入れてくださったり、楽しい思い出をつくって頂き、ありがとうございました。

 私が一番泊まらせて頂いて印象に残っていることは、部屋がとても綺麗で自分たちの空間があることがとてもうれしかったです。倉長さんの人柄がとても良くて一緒にいてくださる時間が全て楽しくて、どこを切り取っても最高の思い出でした。

 鳥取でお二人に出会えて、とてもうれしかったです。ありがとうございました。これからも暑くなってきますが、元気にお過ごしください。 敬具 」

 有難いことに、修学旅行生から、こんなうれしいお便りが届きました。1泊2日の時間は修学旅行生たちの人生にとっては、ほんの一瞬の時間ですが、修学旅行は学生時代の大切な思い出になります。

 修学旅行生からのお便りから今年も元気をいただきました。梨楽庵での民泊体験がより良い思い出となっていただけるように、来年もまたがんばっていこうと決意を新たにしています。

 修学旅行生の皆さん、梨楽庵で一緒に過ごしていただき、ありがとうございました。私たち夫婦にとっても毎回メンバーは異なりますが、いずれもとっても楽しい時間でしたよ。心温まるお便りをありがとうございます。全員にお返事を書くことはできませんので、このブログがお礼のお返事だと思ってください。

 皆さんの人生にとってはほんのわずかな時間でしたが、“家族ごっこ”に付き合っていただき、本当にありがとうございます。大人になってフッと、“梨楽庵”を思い出したら、またお越しください。“ひと味違ったサプライズ”を準備してお待ちしています。