農家民宿 梨楽庵ブログ

青山剛昌ふるさと館

梨楽庵

  「テレビアニメやアニメ映画で最も人気のある漫画は何ですか」と質問すれば、多くの人が「名探偵コナンです!」と即答するにちがいありません。

 今から31年前の平成6年(1994)、週刊少年サンデーに連載が開始された「名探偵コナン」は、2年後にはテレビアニメ化され、翌年にはアニメ映画第1作目が公開され爆発的な人気を博したのです。

 名探偵コナンの人気はその後もうなぎ登り。令和3年(2021)には、コミックの第100巻が発売され、金字塔を打ち立てました。令和4年度の調査では、コミックの総発行部数が2億5000万冊を突破しました。

 令和5年に公開された「劇場版名探偵コナン 黒鉄の魚影」は何と興行収入が100億円を突破しました。一般的に興行収入が10億円を超えるとヒット作と言われるそうですが、コナン映画は発表作品が全て40億円を超えているそうです。今年度の最新作「隻眼の残像」もすでに100億円を突破しているようです。

 今では、漫画「名探偵コナン」は中国や韓国をはじめ、東南アジアの国々、欧米諸国でも翻訳版が発売されて、外国の子どもたちが日本文化に関心を持つきっかけづくりに大いに貢献しています。

 名探偵コナンの知名度は、もはや国民的と言っても過言ではありません。そして、名探偵コナンの原作者が青山剛昌氏だということもコナンファンなら誰もが知っていることでしょう。

 しかし、青山剛昌氏が鳥取県の出身だということはどのくらい知られているのでしょうか。さらには、青山剛昌氏の故郷が鳥取県中部地区に位置する「北栄町」だということは、国内外の熱狂的なコナンファン以外には、まだまだ認識されていないのではないでしょうか。

 北栄町の前身の旧大栄町時代には、名探偵コナンを地域振興の重点政策の一つに位置づけ、取り組みがスタートしました。その後、町内に「コナン像」が次々と設置され、取り組みは合併後の北栄町にも受け継がれました。

 平成19年(2007)には、念願の“青山剛昌ふるさと館”が建設され、今では国内外のコナンファンの聖地となっています。今年3月には、総入館者数が200万人を突破しました。

 北栄町の玄関口JR由良駅は「コナン駅」と愛称が付けられ、鳥取県東部の空の玄関口鳥取空港も「鳥取砂丘コナン空港」の愛称が付けられ、鳥取県の知名度アップが図られています。

 2年後の令和9年(2027)には、青山剛昌ふるさと館は生まれ変わります。名称変更はしませんが、青山剛昌氏の原画などの所蔵品を収蔵するスペースが手狭になってきたため、新築移転することが正式決定しています。

 新築移転時には、今建設中の山陰自動車道も完成し、アクセス面も飛躍的に向上します。生まれ変わった“青山剛昌ふるさと館”に国内外から多くの観光客が押し寄せている姿が目に浮かんできます。

*館内は原則写真撮影が禁止されています。コナンファンのお楽しみを奪ってはいけませんので、館外からの写真だけアップしています。梨楽庵から青山剛昌ふるさと館までの所要時間は約20分です。山陰自動車道が完成すれば約15分で行くことができます。