農家民宿 梨楽庵ブログ

“砂丘そば”がリニューアル

風景

 前回のブログで鳥取名物“砂丘そば”を紹介しましたが、実は10月1日に鳥取駅構内の商業施設「シャミネ鳥取」に「えきなかキッチン」が新たにオープンしました。

  「えきなかキッチン」は2店舗から7店舗に増設されました。ご当地グルメで大人気の“牛骨ラーメン”ととんこつを扱うラーメン店、大阪の串カツをメインにした居酒屋、鮮魚にこだわった居酒屋、鳥取和牛を売りにした焼き肉店、カツオの藁焼きが目玉の居酒屋、カレー王国鳥取こその本格的なカレー店、そして、“砂丘そば”の7店舗です。

 老舗中の老舗の“砂丘そば”がどのようにリニューアルされたのか、砂丘そばファンの私としては心がざわめき、早速取材に出かけました。「えきなかキッチン」は鳥取駅北口の東側に7店舗が横並びに店舗を構えています。

 “砂丘そば”は北口に一番近い場所にありました。さすが、鳥取名物“砂丘そば”店です。お店は北口の外からもよく目立っています。駅構内へ一歩足を踏み入れると店内の様子は一目瞭然です。入口の右手には大きなメニュー表が掲示され、昼時には、平日にもかかわらず、人だかりができていました。

新メニューもあり、どれも美味しそうなので困ってしまいます

新メニューの目玉は、「カニ寿司」と「カニめし」です

 店内の混雑が収まるのを待つ間、「えきなかキッチン」と同時にフルオープンした「おみやげ楽市」を見学しました。「おみやげ楽市」はこれまでのお土産屋さんとコンビニのセブンイレブンが複合した新しいタイプのお店です。新店舗内をぐるっと見て回りましたが、商品数の多さに圧倒されました。

 さて、いよいよリニューアルした砂丘そば体験の始まりです。“旧砂丘そば”の最大の魅力は、「安くて、早くて、うまい!」この3拍子をガッチリと持ち合わせていることでした。

      丼もリニューアルしています

 それでは、“リニューアル砂丘そば”の個人的な感想です。まず、「安くて」については、看板メニューの“砂丘そば”は430円だったのが、100円値上げして530円でした。430円だった時は、「これで430円!安いよ!」と驚いたのですが、500円を超えると、「高くなったなあ…」と感じてしまいました。

 近年、国内外の社会情勢の激変により、原材料費が高騰し、様々な商品が値上げされています。おそらくは「えきなかキッチン」のテナント料金も値上げされたはずです。なので、諸物価高の現状を考慮すると、100円の値上げは致し方なかったのでしょう。

  「早くて」については、やはり早かったのです。自販機でチケットを購入し着席してから数分後には、「131番でお待ちのお客様、できましたのでお越しください」と店員さんから声がかかったのです。他のお客様の様子をうかがっても、やはり早かったのです。

  「うまい!」については、「美味しかったことは間違いないのですが、以前の味とは微妙に異なる感じがしたのです。お店の入り口にあった砂丘そばの紹介文には、「旨味の深い日高の昆布と香り高い四国のけずり節に、地元の醤油を合わせて仕上げた自家製の旨いお出汁」と書かれていました。

 もしかしたら、店舗のリニューアルにあたって、砂丘そばの味自体もリニューアルされたのではないでしょうか。日高の昆布にも、四国のけずり節にも地元の醤油にも多種多様なものがあります。そして、昆布×けずり節×醤油=料理人の数だけの出汁が出来上がります。

  「うまい!」はすべてが個人的な味覚の感想です。なので、リニューアルした味をうまいと感じる人もいれば、以前の味をうまかったと感じる人も当然います。

 いずれにしても、今年で71年目を迎える“砂丘そば”が鳥取を代表する名物であることは間違いありません。100周年をめざして“砂丘そば”が鳥取県民や国内外の観光客の皆様に愛され続けることを願っています。

   鳥取駅北口の外から見た店舗の様子です