農家民宿 梨楽庵ブログ

ジャム3姉妹誕生物語①

風景

 令和5年3月から湯梨浜町内の店舗で梨ジャム、いちじくジャム、ゆずジャムの販売を始めています。きっかけは、妻が手作りのジャムを友人や知人にプレゼントしたところ、「おいしかったですよ!」「販売されたらどうですか!」「ネット販売もいいかもしれませんよ!」などと、思いもよらぬ喜びの声を頂戴したからです。

 加工食品の販売経験など全くない私でしたが、第二の人生をスタートさせた時から、新しいことに挑戦したい気持ちが強かったので、躊躇している妻を説き伏せ、妻がジャムを製造し、私が販売することをやや強引に決めてしまったのです。

 ジャム瓶に添付するシールは絵心のある広島市在住の実姉に依頼しました。身内を褒めるのは憚られますが、姉は絵手紙が趣味で、素人とは思えない画才の持ち主です。

  「農家民宿 梨楽庵」の看板のデザインも姉の作品です。弟思いの姉は、お調子者の私の依頼を快く引き受けて、多くの作品を梨楽庵に寄贈してくれています。梨楽庵にお越しの際には、姉の作品をお楽しみください。

 梨の加工品は、缶ジュースや梨エキスを取り込んだソフトクリーム、洋菓子類が一般的です。近年は梨ワインも販売されて人気を博しています。梨楽庵の開業当初、お客様から「宿にはお土産品コーナーのような場所はないのですか?あれば購入したいのですが」と問いかけられました。

 確かに、多くの温泉旅館やホテルには売店が設けられ、県外客を目当てに郷土の特産品が並べられています。旅の楽しみの一つが買い物であることは間違いありません。

 しかし、我が宿は農家民宿なので、農業体験をしたり、地元の食材を活用した手作りの食事を楽しんでいただき、宿でゆっくりとくつろいでいただくことがメインです。

  「ミニ売店」の設置は全く念頭にありませんでした。宿で販売するとなると、旅の思い出となるオリジナルの商品の開発が必要です。お客様の問いかけが、私たち夫婦の背中を押して、ジャムづくりのきっかけとなったのです。

 梨楽園で栽培した二十世紀梨が梨ジャムの材料です

( 次号へ続きます )