蒜山のキャベツは、おいしいワン!
梨楽庵
クンクン、クンクン…。これは何だろう?
ガブリ!梨梨は一口かじってしまいました。キャベツさん、ごめんなさい
ここは蒜山高原、向こうに見える山は、右が「下蒜山」左が「中蒜山」です。昔は何度か登山しました。絶景を見ることができます
道の向こうに遺跡の住居らしきものが見えたので行ってみると、「四ツ塚古墳群」という史跡でした。今度、ゆっくりと見学したいです
蒜山高原は高原野菜の名産地です。大山の噴火による火山灰土が一面に広がっています。土の中で微生物によって動植物が分解されてできた有機物が多く含まれているので黒い色をしているそうです。この「黒ボク」は野菜の栽培に最適な土壌なのです。黒ボクに植えてあるのは、春に収穫するキャベツの苗です
キャベツ畑では収穫作業が行われていました。
移動式の運搬車に次々とキャベツをのせておられました
おばさんの声かけで、キャベツを2個もいただきました。ありがとうございます!
蒜山高原をドライブ中に見事なイロハモミジの紅葉と出合いました
鍵掛峠は車が多くて駐車できませんでした。山頂にも雲が多くて今年はちょっぴり残念でした。しかし、米子に向かって走っていると、一の沢の絶景を見ることができました。この写真の右上の雲が大山の南壁を覆っていたのです
11月4日(月)、今日は秋晴れ!お父さんとお母さんは、久しぶりに仲良くドライブに出かけたワン。蒜山から大山を回って、それから安来市まで足を伸ばしたコースだったみたい。蒜山は高原野菜を育てていて、道の駅「風の家」では、立派な白菜や大根などをたくさん売っていて、大賑わいだったって言ってた。
蒜山は黒ぼくの大地で、広い畑があって家族でキャベツを収穫していたんだって。初めてキャベツの収穫の様子を見たので、お父さんがいろいろ質問をしたり声をかけたりしていたら、おばさんが、「キャベツを持って帰んない。みずみずしくておいしいよ」って、朝どれのキャベツを2つもくださったんだって。ご家族の気前の良さに感謝、いい家族だなあって思ったって言ってた。
道の駅では買い物客が多すぎて、長い行列ができていたんだって。時間がかかりそうなので、川魚の「イワナ」だけ買ったんだって。焼きイワナはとってもおいしいんだって。
それからは、大山をぐるっとドライブして、紅葉を楽しんだんだって。鍵掛峠は人がいっぱいだったことやブナ林のトンネルの中を走るのがとっても素敵だったこと、一の沢の景色は、大山の荒々しい肌と紅葉のコントラストがとてもきれいだったことなどを教えてくれたよ。今度は、私も連れて行ってほしいワン。
大山の次は、安来市の和鋼(わこう)博物館に行って、たたら製鉄のことを調べたんだって。今、お父さんは、地域の歴史研究にはまっているから、あちこち調べて回っているよ。
夕方、お父さんとお母さんが無事に帰ってきてくれてホッとしたよ。キャベツを見せてくれたので、一口かじったよ。おいしかったワン。その後、お母さんと一緒に散歩したよ。その時にいろいろと教えてくれたんだワン!