農家民宿 梨楽庵ブログ

キャンプイン

梨楽庵

 カープのキャンプが日南市でスタートしました(Jスポーツ1より)

 暦の上では、1年は1月から始まりますが、日本では役所や会社や学校も4月が新年度のスタート時期になっています。現職の頃、4月始まりでずーと生活していると、仕事は4月から準備し、実りの秋頃に成果をあげ、翌年の3月までは残務処理の感覚で勤務していたように思います。

 しかし、よくよく考えて見れば、新たな年度が始まる4月からの生活で、納得のいく成果を上げるための目標を胸に秘めている人は、寒さの厳しい冬の時期から着々と準備を進めているにちがいありません。

 私は大相撲とプロ野球の大ファンです。一週間前に初場所が終了し、大相撲ロスを感じていましたが、昨日からプロ野球の春のキャンプが始まったので、ワクワク感を感じています。

 プロ野球の選手たちは、年間143試合という長いシーズンが終わり、日本一も決まり、国際試合などの全ての日程が終了すると、約1カ月間は心身の休養期間を設けて年間の疲れを取り除きます。そして、正月が明けると、個人や気の合う仲間たちと国内や国外のあちこちで自主トレに励んでいます。

 個人や仲間たちとの基礎体力づくりを終えた選手たちは、2月1日には選手全員が合流しキャンプを行います。キャンプが成功するか否かが、リーグ優勝し、日本一を達成することができるかどうかの鍵を握っているのです。

   今年は得点力不足の課題を解決して優勝です!

 野球に限らず、プロは結果がすべてです。新聞の監督談話も昨年のリーグ優勝の監督談話が一番先に掲載されます。シーズンが始まってからも、多くの野球解説者は昨年度の順位を引き合いに出しながら解説されます。

 悔しいけれど、監督や選手たちが昨年の順位を引きずっていては満足のいく戦いはできません。胸の中のモヤモヤ感を取り去るには、プロは優勝するしかないのです。優勝こそが、精神的にも肉体的にも極限の状態まで追い込み、戦ってきた自分への最大のご褒美であり、癒しとなるのです。

 カープの3連覇を支えた主力の中には、FAで他球団へ移籍した選手もいます。年齢的に毎試合レギュラーとして出場することができなくなった主力選手もいます。そのことが戦力ダウンにつながっているのですが、今は低迷期ではなく、次なる飛躍への過渡期だと私は考えています。

 その根拠は、昨年のドラフト会議で即戦力の魅力的な選手を獲得することができたからです。この選手たちの加入は、ここ数年見られなかった強烈な刺激を与えることは確実です。

 若い選手たちの競争が激烈となり、2年目を迎えたファビアン、モンテロ両外国人選手が本来の打力を発揮すれば、レギュラー候補止まりだった選手たちの眼の色が変わってくることが予想されます。

 全くプロスポーツの経験がない一ファンの私がこれ以上語るのはおこがましいのですが、広島カープの選手たちが怪我なくキャンプを終えて、戦う集団となって変貌してくれることを期待しています。あー、球春が待ち遠しいです。

 〈 追記 〉

 キャンプイン直前になって所属選手の不祥事が発覚し、カープに激震が走りました。新井監督や選手たちの胸の内を察すると、いたたまれない気持ちです。報道によると、キャンプ初日の新井監督は終始険しい表情で、選手たちへのあいさつも、厳しい言葉を投げつけていたようです。暴風雨の中の船出となりましたが、キャンプを通して心技体を鍛え直してくれることを信じて、今年も応援したいと思います。