農家民宿 梨楽庵ブログ

ふきのとうをたくさん収穫したよ

気まぐれ日記

 やっと春めいてきたよ。でも今日は寒い。寒くなったり暖かくなったりを繰り返しながら春になっていくんだね。

 雪が消えて梨楽園(果樹園)に行けるようになったよ。でもでも大ショック!たくさんの枝が雪折れしていたよ。二十世紀梨の太い幹が折れたし、花芽がついた枝がボキボキ折れていたんだって。

 2度目の寒波までは大丈夫でしたが、3度目の大寒波で被害が発生しました。3週間も大雪が断続的に続いたのは初めてのことでした。

 はっさくやレモンの木も折れた枝があったみたい。今年の雪は水分をたくさん含んだ重たい雪で一気に40センチくらい積もったから、枝も雪の重みに耐えられなかったんだね。お父さんとお母さんはショックだったけど、枝の始末をしながらよく耐えたねって声をかけながら作業をしたよって教えてくれたよ。

 途中の農道も両側から笹竹が倒れ込んで、道をふさいでいました。

 今年は梨の数が少ないだろうな、でも残った花芽が秋にはおいしい梨に育ってくれるといいなって言ってたよ。私も応援しているからね、梨さんがんばれ!

 お父さんとお母さんは梨楽園に来ると元気になるって言ってたよ。雪折れはショックだったけど、梨楽園の新鮮でおいしい空気を吸うと体が元気になって、またがんばろうって気持ちになるんだって。

 梨楽園では春の息吹を感じることができるよ。うぐいすが一足先に鳴き出したよ。しだれ白梅は満開でとてもいい香り、ついつい鼻を近づけたくなるよ。赤い藪椿も満開、たくさん花をつけたよ。山茱萸(さんしゅゆ)やマンサクの黄色い花も咲き出したよ。

 この前は黄色い蝶々を見かけたんだって。春が近づいていろいろな花や生き物が動きだしたね。みんな春が近づいてきたことを喜んでいるんだね。

 日当たりのいい場所に大きなふきのとうがたくさん出ていたよ。お母さんはうれしくてふきのとうをたくさん取ってきたよ。ふきのとうは少し苦味があって、この苦味がおいしいよ、揚げたりゆでたりすると鮮やかな黄緑色になるって教えてくれたよ。今日の夕食には天ぷらとふきのとう味噌を作るって言ってたよ

 梨楽庵では、お母さんが2種類のふきのとう味噌を作るんだよ。一つは、おばあちゃんから教わったふきのとう味噌だよ。ふきのとうをさっとゆでて少し水にさらしてあくをとって、絞ってペースト状にしてすりごま・味噌・砂糖を加えて混ぜたら出来上がり。とっても色鮮やかなんだよ。

    おばあちゃん直伝のふきのとう味噌

 もう一つのふきのとう味噌は、ゆでたあと水につけてあくをとったあと、絞って粗みじんに切ってフライパンで軽く炒めて、そこに味噌・砂糖・みりんを加えてさっと炒めたらできあがり。どちらもおいしいよ。食べてみたいな。

   おかあさん独自のふきのとう味噌

 梨楽園は、春にはふきのとう・しいたけから始まって、わらびにふきなどの山菜がとれるよ。いろいろな野菜や果樹などを一年を通して収穫できるよ。自然のものがコンパクトにいろいろつまった宝の山なんだね。もうすぐジャガイモを植えなくちゃねって言ってたよ。だんだん忙しくなるね。

 春風に 顔を出したよ ふきのとう 

     大地の恵み  ほろ苦き味

 なんてね。

      気まぐれ日記 NO.50