春の一品は春巻き!
気まぐれ日記

私は梨楽庵の看板ガエルだよ。この前、お母さんは春巻きを60個も作ったんだよ。このことは後で詳しく話すね。まずは梨楽庵の近況をお知らせするよ。
中庭のクロガネモチの木の葉が若葉にかわってきたよ。まだ赤い実がたくさん残っているからヒヨドリさんが次々に赤い実をついばみにやって来るよ。ヒヨドリさんは食欲旺盛だよ。キーキー、ヒーヨヒーヨって甲高い声で鳴くから来ていることがよくわかるんだよ。

クロガネモチの木はユズリ葉みたいに若葉が育ちながら古い葉を落としていくから今は毎日落ち葉がかごいっぱいになるよ。お父さんがせっせと落ち葉集めをして掃除をしているんだよ。
4月の下旬にお父さんとお母さんは野菜苗をたくさん買ってきたよ。“梨楽庵”の畑にはトマト、ピーマン、なす、オクラ、キュウリを、“梨楽園”の畑にはキャベツ、ブロッコリー、すいか、カボチャ、サトイモを植えたよ。一年を通していろいろなものが収穫できるから楽しみってお母さんが言ってたよ。

野菜の苗を並べて苗植えを始めます

肥料袋を使って、大きくなるまで苗を守ります

蔓(つる)が伸びるので、梨楽園ではスイカやカボチャを育てます
それにタケノコ、ふき、わらびの山菜も取れるからうれしいって言ってた。もう山菜は終わりになってきたけどね。この前お父さんが最後のタケノコ掘りをするって言って、タケノコを掘ってきたよ。今年も3回タケノコ掘りをしたよ。

1回目のタケノコは“走り”のタケノコでやわらかい、2回目のタケノコは“盛り”のタケノコで味がのっていて、3回目のタケノコは“名残”のタケノコで少しかたくなってきたけど味わって食べるってお母さんが言ってたよ。

そのタケノコを煮物やタケノコご飯、炒め物や木の芽和えやパスタなどにしたけど、まだたくさんあるので春巻きを作ることにしたんだよ。春巻きは冷凍保存できるからね。
4月の下旬に大阪からの修学旅行で中学3年生の女の子が4人民泊体験に来たよ。野菜の苗植えを手伝ってもらったり、食事の準備や片付けを手伝ってもらったりしたよ。夕食準備では春巻き作りをしたよ。

春巻きの皮に具材をのせます

丁寧に包みます。修学旅行生はとても喜んでいました
お母さんがタケノコや豚肉やキャベツなどで具を作って、女の子達には春巻きの皮で具を巻いてもらったんだよ。初めての体験だったみたい。でも上手に巻いていたよ。そのときは10個作ったよ。夕食のとき美味しいって言ってくれてうれしかったみたいだよ。
お母さんはお父さんが竹の子を取ってくるたびに春巻きを作ったよ。2回目に取って来たときはせっせせっせと30個つくったよ。3回目に取って来たときは20個作ったよ。冷凍保存してお客様や修学旅行生が来たときの一品に出せるかなって言ってたよ。春巻きはトータル60個作ったことになるね。

タケノコ入りの春巻きはこの時期しかできないものね。それに春巻きは誰もが大好きな一品だものね。梨楽庵の近くに竹林があって、この時期は山の恵みをたくさんいただいているよ。自然が豊かな故郷に感謝!感謝だね。

気まぐれ日記 NO.54
