農家民宿 梨楽庵ブログ

おもてなし

梨楽庵

 “おもてなし”という言葉を聞くと、誰もが東京オリンピック・パラリンピックの誘致に向けてIOC総会のプレゼン発表で、滝川(現、小泉)クリステルさんが発した“お・も・て・な・し”の映像を思い浮かべるのではないでしょうか。このスピーチがきっかけで、“おもてなし”は日本の文化を表すキーワードになっています。

 調べて見ると、お客さまに対して心を込めて歓待し、サービスをすることで、「もてなし」に丁寧語の「お」をつけた表現だと説明されていました。語源の由来は2つあり、1つは「裏表がないこと」2つめは「相手の人への思いやりを、しぐさや振る舞いや行動に移して表現すること」と、ありました。さかのぼると、千利休の茶の湯の文化と深い関係があるようです。

 私は若い頃から「おもてなし」に興味関心があり、家族や職場の同僚と旅に出かけると、宿泊した旅館やホテルのスタッフの接客の仕方を観察し、より良いおもてなしとはどのような対応の仕方なのだろうか、と一人で思い巡らすことが趣味?の一つでした。

 “農家民宿 梨楽庵”を開業した理由の大部分は、自分なりのおもてなしのあり方を、リニューアルした自宅と先祖から受け継いだ果樹園や畑を活用して表現したいという願望が根底にあったからです。

 開業して8年目になります。3年間はコロナの猛威に振り回されて、実際は3年半ほどの経営経験しかありません。お越しいただいた全てのお客さまにとって、梨楽庵の「もてなし」が「お」をつけるに値するかどうかはわかりません。

 しかし、大阪や兵庫県から農泊してくれた修学旅行生たちが、後日、郵送してくれたお手紙の数々が、私たち夫婦に元気を与えてくれます。ある生徒は次のような言葉を届けてくれました。

  「リラックスアンについて、もっと知りたいと思ったし、おもてなしが過ぎます!!また、鳥取に来たいなと思いました」是非、是非、また来てください。待っていますよ。

 修学旅行生たちが作った昼食用のロールパンです