農家民宿 梨楽庵ブログ

山陰海岸ジオパーク(長尾鼻①)

風景

   海に突き出た岬が「長尾鼻」西側からの景観

 鳥取市方面(東側)から見た長尾鼻(約2㎞)

 山陰海岸ジオパークについては、すでにブログで紹介しましたが、再度、紹介させていただきます。山陰海岸ジオパークとは、鳥取県と兵庫県と京都府にまたがる山陰海岸国立公園とその周辺からなるジオパークのことです。山陰海岸ジオパークは、令和6年9月に第9回ユネスコ世界ジオパーク・カウンシルで審議され、令和10年(2028)まで“世界ジオパーク”として継続することが決定しました。

 ジオパークとは、科学的に見て特別に重要で貴重な美しい地質遺産を含む自然公園のことです。ジオパークは“自然遺産を保護”するだけでなく、その地域で行われているガイドの育成や地域振興策などの“継続的な活動”も重視されていて、4年に1度の見直しがされています。鳥取県内では、浦富海岸地域と鳥取砂丘地域と浜村から青谷にかけての地域が認定されています。

 鳥取県、兵庫県、京都府の北部地域が指定区域

 今回のブログでは、山陰海岸ジオパークの景勝地、長尾鼻(ながおばな)を紹介します。長尾鼻(ながおばな)は鳥取市青谷町と鳥取市気高町の境界にある岬のことです。岬の先端部が鳥の長い尾羽の形に似ていることから名付けられました。

「岬ではなく、なぜ鼻なのですか」と疑問に思われた方がいらっしゃると思いますので、少し説明いたします。一般的に、海に面した場所で、山が突き出た地形を“鼻”と呼び、陸地が海に突き出た場所を“崎”と呼んでいるようです。

 そして、少し長い距離を突き出た地形を“鼻”、短めの所を“崎”と名付けているようです。全国的にみると、地域によって違いもあるようですが、多くは漁業が盛んな地域で鼻とか崎と呼ばれているようです。岬は突き出方が鼻よりも突出している地形に名付けられているようです。

 日本地図を開いて見ると、四国の高知県には東部に“室戸岬”、西部に“足摺岬”があります。愛媛県には、大分県に向かって細長く突き出た佐田岬半島があり、その先端は“佐田岬”です。

 地図をめくって北海道を開くと、岬のオンパレードです。日本最北端の地として有名な“宗谷岬”、知床半島の先端の“知床岬”、根室半島先端の“納沙布(のさっぷ)岬”、そして歌謡曲で大ヒットした“襟裳岬”、北海道を一周すると岬めぐりを堪能することができるのです。

( 次号へ続きます )