農家民宿 梨楽庵ブログ

梨の小袋かけが終わったよ

気まぐれ日記

   4月上旬になると梨の花が満開を迎えます

    交配すると梨の赤ちゃんが成長します

 私は梨楽庵の看板ガエルだよ。山々の緑が色濃くなって日差しを浴びてとっても輝いてみえるね。爽やかな風が吹き、天候も穏やかで暖かい日が多くなってきたので、私はついウトウト・・・。

 5月になって梨の実が大きくなってきたので、お父さんとお母さんは梨の間引きをしたよ。梨の赤ちゃんが7個ぐらいついている中から形が良くて傷がなくて茎の長いきれいな梨を選んで一つにするんだよ。梨の赤ちゃんがピカピカ輝いて見えるんだって。

     さあ、どれを残そうかなあ……。

 去年は毛虫が大発生して梨の赤ちゃんをたくさん食べてしまったのでお父さんとお母さんは大ショックだったんだよ。去年の間引きのときは毛虫に食べられていない梨の赤ちゃんを捜して小袋を掛けたので数が少なかったんだよ。でも、今年は毛虫が一匹もいなかったって言ってたよ。今年の冬は大雪だったので、雪が毛虫を退治したのかな。

 でも、今年の雪は水分を多く含んだ重たい雪だったので太い幹の枝折れや花芽がついた枝折れがたくさんあったんだよ。去年は毛虫で大ショック、今年は枝折れでまたまた大ショックだったんだよ。

 なので、今年も梨の数は少ないかもしれないねってお父さんが言ってたよ。農業は自然に左右されるので毎年何が起こるかわからないね。梨の赤ちゃんに小袋をかけてやっと梨の数がわかるので、それまではとっても心配で不安だったんだよ。

 梨はね、4月上旬から中旬にかけて梨の交配をするんだよ。今年は天候に恵まれて梨の花がたくさん咲いたよ。梨の花が次々咲いて花びらをいっぱいに広げて蜜を出して、私に花粉をつけてって言ってるみたいだったんだって。

 花粉がちゃんとついているかなって心配していたけど交配はうまくいったみたいだよ。日に日に梨の赤ちゃんがふくらんでいくのを見るのはうれしいってお母さんが言ってたよ。

 梨の赤ちゃんが親指ぐらいの大きさになったので間引きをして小袋をかけたよ。さあ梨の数がはっきりするよ。今年は枝折れがあったから数が少ないだろうなって言いながらお父さんとお母さんはドキドキしながら小袋をかけたよ。

梨の赤ちゃんを病害虫から守るために小袋をかけます

 ここ数年梨の数が減ってきていたのでどうかなって思っていたら、なっ、なっ、なんと、梨がたくさん収穫できていたときの数にもどったんだって。お父さんもお母さんもびっくり。

 雪折れがたくさんあったにもかかわらず、若い枝に梨の赤ちゃんがたくさんついていたよ。お父さんが剪定のとき毎年若い枝を伸ばしていたからだね。よかったよかった。まずは一安心だね。

     梨楽園に小袋の花が満開です

 お父さんもお母さんもとってもうれしそうだったよ。これからも、水やり、草刈り、カラス対策、台風対策などいろいろあるけど本当に一安心。まだまだ何が起こるかわからないけど、秋には大きくて美味しい梨がたくさん収穫できるといいね。

       気まぐれ日記 NO.55